お知らせ

今日は「お会式」法要が厳修されました。

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こんにちは、こちらは慈悲の心と人の縁を、千葉市から伝え広めるお寺 日蓮宗 本円寺のブログです。
今日は日蓮聖人が入滅されてから732回めとなる「お会式」法要が執り行われました。
多くの檀信徒がこられ、賑やかな法要でした。
甘酒をみんなでいただいたり、法要後も久しぶりにお会いした方とも談笑でき、これがご縁なのだと改めて思いました。
土曜日ということもあって、平日では来られないという方も来られることができ、ありがたいなあと思う日でした。

そもそも「お会式」とはなんでしょう。
日蓮宗では日蓮聖人がお亡くなりになられた日(ご入滅の忌日)に営む法要の事を指します。「報恩講」「恩命講」「御命講」ともいいます。
旧暦や新暦で執り行われ、お寺によって日にちの設定はまちまちです。
本円寺では日蓮聖人がご入滅された10月13日の前日、お逮夜にあたる12日を法要の日と定めておりましたが、
来年からは10月の第一土曜日に変更することになりました。

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また、日昭上人が、日蓮聖人のご入滅を知らせる「臨滅度時の鐘」を打ち鳴らすと大地が鳴動し、池上邸(現在の池上本門寺)の桜の木が一斉に花を咲かせたと伝えられています。
この故事にちなんで、お会式法要には桜にに見立てた「会式花(えしきばな)」が飾られます。

そういえば今日は東京でソメイヨシノが開花したそうですね。
参加された皆様の心に日蓮聖人が答えてくださったのでしょうかと、嬉しい気持ちで後片付けをしました。
とても良い法要でした。

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