本円寺の檀家について
檀家とは

一昔前、檀家さんは菩提寺の事を「うちのお寺」と言っておりました。
菩提寺のお坊さんも、檀家の方を「うちの檀家さん」と言います。
お互いにとても親しみのある言葉ですね。
そもそも檀家とは、「ダーナパティ」というサンスクリット語からきた言葉で、「寺や僧侶を援助する庇護者」という意味があります。檀家が葬祭等を自分が属する寺院に任せると共に、布施として経済支援を行うのが檀家制度です。
お釈迦様の時代からあるものです。
江戸時代に制度化された寺請制度とは少し意味合いが変わりますね。
分かりやすく言うと、お寺も檀家もお互いに護りあうのが菩提寺、檀家の関係なのです。
本円寺においては檀家の皆様を護る為、毎日のお勤めで各家の先祖供養をし、各家の家内安全や身体健全等のお経をおあげしております。本円寺の本堂や客殿を使用しての葬儀や法事等の供養、また墓地の使用は特別な事情を除き、檀家さんにしかその権利を与えてはいません。
今を生きる檀家さんの心に寄り添えるようお寺を開放し、寺報を作成し、どの世代でも楽しめる行事を考えて日々進化しております。入檀料や護寺会費(お寺に納める年に一度の費用)はございません。
今をよりよく生きる為、皆様の為に生きてきたご先祖様達の為に、本円寺を「うちのお寺」と言える立場になってみませんか。
本円寺の行事について

毎年の行事
1月1日 新年祈祷会(一般檀信徒等)
1月2日 新年祈祷会(大草町・原町地区)
4月第一土曜日 花祭り
7月24日・8月最終日曜日 新盆施餓鬼大会(新盆を迎える仏さまのある家庭のみ)
10月第一土曜日 御会式
毎月の行事
写経の会(基本毎月最終土曜日)
朗読の会「結-ユイ-」(基本毎月第一水曜日)
おもちゃ病院本円寺診療所(毎月第二日曜日)
その他不定期
楽しい行事があります。
本堂には卓球台も常備、本堂は檀家さんやご近所の方にも開放しております。
ご要望に寄って本堂客殿も開放致します。詳しくはお問合せください。
入檀資格について
特にございません。いつまでも元気でいてくだされば幸いです。
よくあるご質問
- 檀家になると法要以外に金銭的な負担が発生しますか?
- 基本的にはありませんが、建物の建替え時のみ寄付を募る事があります。建物そのものが大きく、一寺だけの負担では到底間に合わない為です。
- 既に別のお寺の檀家なのですが、本円寺の檀家になれますか?
- 憲法によって信教の自由は保障されております。菩提寺を変え檀家になることに何ら制限があるものではありません。それぞれのご家庭によって、事情が色々あると思われます。気兼ねなくご相談ください。
- 家族が別のお寺の檀家なのですが、私だけ本円寺の檀家になれますか?
- 所帯が別であれば可能ですが、同一世帯の場合は信徒として行事等に参加されてはいかがでしょう。希望であれば、寺報等も檀家さんと同じくお送りする事もできます。
- 家族単位で檀家にならなければならないのでしょうか?
- 基本的に家族単位と考えておりますが、それぞれの意思によるものと考えます。それぞれのご家庭によって、事情が色々あると思われます。気兼ねなくご相談ください。
- 必ずどこかの檀家にならなければいけないのでしょうか?
- 必ずどこかの檀家にならなければいけないのは江戸時代の寺請制度です。現代は信教の自由が保障されておりますのでその限りではありません。仏教以外に檀家制度はありませんしね。しかしながら心の拠り所や安心の為、ご先祖様達の為には檀家や信徒として佛様とのご縁を持っていた方がよいと思います。子供達の情操教育の為にも大きな力を発揮すると思いますよ。
- 途中で檀家から抜ける事はできますか?
- 可能です。ご家庭にはそれぞれの事情があるものです。それを離檀と言いますが、一時のご自身の都合だけではなくご先祖様達にも相談するつもりで考え、決心したならば、今を生きるご自身やご家族の為にもなる事でしょう。
寺院の見学について

入壇を希望される方に対し、お寺の見学を受け付けております。
日程を調整するので、お電話やメールでご一報ください。ゆっくり時間がとれる時に、本円寺の歴史や千葉市の歴史を交えてご案内します。
お問合せ・お申し込み先
日蓮宗本円寺
担当:住職
℡043-222-3737 fax043-222-3761
メール:お問合せ・お申し込みフォームよりお送りください。