本円寺について

本円寺の歴史

1381年(弘和元年)、日什大正師並び千葉満胤により、「本円寺」開山。
開基は千葉宗家の家老、千葉四天王円城寺家、日胤。
以後640年近くにわたり当地で親しまれ、現在に至る。
1945年(昭和20年)、千葉空襲により本堂および境内建物が全焼。
戦後まもなく仮本堂を建立し、千葉市戦災復興都市計画の区画整理にて寺周辺の墓地並び永代供養塔を若葉区貝塚町に移転する。
2014年(平成26年)、東日本大震災の影響により境内建物の破損が著しく、発足された本円寺本堂・客殿・庫裡新築事業計画により旧本堂解体。
2016年(平成28年)2月、さいたま市 俊企画設計室 設計監理のもと、珠洲市 株式会社 助政建設の手により新本堂・客殿完成。

宗派について

日蓮宗の宗旨
名称 日蓮宗(にちれんしゅう)
宗祖 日蓮大聖人(にちれんだいしょうにん)
開宗 建長5年4月28日(鎌倉時代 西暦1253年)
本尊 久遠の本師釈迦牟尼佛(くおんのほんししゃかむにぶつ)
題目 南無妙法蓮華経(なむみょうほうれんげきょう)
教義 日蓮宗はお釈迦様の説かれた最高の教えである法華経をよりどころとする宗団です。
この法華経を身をもって読まれ布教をせられた日蓮大聖人を宗祖と仰いでおります。
本宗の教義は、法華経の魂をお題目にこめられた宗祖の教えに導かれて、私たちが信行に励みこの教えを弘めることによって、やがて世界の平和と人類の幸福、ひいては個人のしあわせにつながる事を確信できる教えであります。
経典 妙法蓮華経(法華経)
日蓮大聖人
日蓮宗の宗祖 日蓮大聖人は、法華経こそが困難な時代を生きるあらゆる人々を救う最も尊いお経であると、説き続けられました。
法華経とはお釈迦様の説かれた八万四千の中の教えの中で、日蓮宗が一番大切にしている教えです。正しくは「妙法蓮華経」といいます。
この教えの中には八万四千の全てのお経が含まれており、お釈迦様の教えの集大成とも呼べるものです。
日蓮大聖人は、相次ぐ自然災害や争乱などで混乱を極めた鎌倉時代に生き、幾多の困難に見舞われながらも強い信念のもと、お釈迦さまの教えを日本の地でひろめられました。
人々の苦しみを取り除き、社会全体が幸せになるように願った日蓮大聖人は、来世ではなく”今を生きる”ことの大切さを説き、法華経への信仰にその生涯を捧げました。
日蓮大聖人が説く、お釈迦さまの功徳が集約された「お題目」の世界は、今もなお多くの人々の心の拠り所となっています。

本堂葬のすすめ

本堂を利用した葬儀について
少し前までの葬儀(お葬式)は、近所の方の力を借り、親戚や旧知の方々に囲まれて執り行われる「自宅葬」という形式が主流でした。親戚が集まり棺の前で思い出を語りながら泣いたり笑ったり、その行為自体が大切な供養の一つだと私は思います。
近年は様々な事情から葬祭ホール等の施設を利用しての葬儀が主流になりつつありますが、形は違えども送る者の気持ちには何も変わるものではありません。
また、その他にも「○○葬」と名のついた色んな形式の葬儀(お別れ会?)が増えてきましたが、近年になって少しずつ「自宅葬」が見直されてきております。
「入院が長かったから最後は家から出してあげたい」、「家族だけで葬儀を行いたい」、「経済的に大仰な施設を利用できない」等々、それぞれのお考えがあっての事です。
こうしたなか、本円寺の本堂を利用しての葬儀も増えつつあります。
「自宅で葬儀を執り行いたいけど少し手狭で」、「信じている御本尊様の前で引導を渡して欲しい」、その他経済的な理由などで本堂での葬儀をお願いされる方も少なくはありません。
本堂で葬儀を執り行うという事は、安置されている御本尊様の御前で亡きほとけ様に大切な導きを渡せるという事であり、これから旅立たれるほとけ様にとっては最良の形であります。
また、送る側の者にとっても安心して故人を送れたという、後悔の念の無い供養の形をつくることが出来ます。
本堂並び客殿は施設類が整っており、最小限度の費用で法要、お通夜振る舞い、精進落としまで終える事ができます。
諸々の心配なく、心のこもった葬儀で愛する人を送り出してあげたい。そんな方は「本堂葬」を選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。
いざという時のことを考えるのは決して縁起の悪いことではありません。人生をより良く生きる為、最後の一時まで笑って生き続ける為の智慧なのです。

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ご供養について

ご供養について
本円寺では葬儀、法事以外にも様々なご供養を執り行っております。

  • 永代供養
    永代供養とは後継者のいない方に代わってお寺が施主となり、供養を永代にわたって執り行うことです。
    各家ごとの事情により様々な永代供養の形がありますが、本円寺では永代供養塔にてのご供養も受付けています。
  • 水子供養
    おかれた環境により育つことが出来なかった水子様の霊位もご先祖様と同じく大切にご供養いたします。
    生命(いのち)とは、受胎のその時から亡くなるまでのことをいいます。
    心からのお経により、ご自身またはご先祖様の水子様の霊位をご供養いたします。
  • ペット「大切な家族」のご供養
    法華経では人間以外の全てのもの、動物や物、山や川や木や草等々、全てのものにも仏の種が宿ると説かれております。
    寝食を共にした大切な家族、仕事を共にした大切な相棒、多くの人々の糧となる為に生まれたものたち、心からご供養いたします。
    ちなみに住職はかなりの動物好きです。
  • 器物等のご供養
    長年にわたり自分の手となり足となり支えてくれる物も、いつかは諸行無常の言葉のとおり、形とその役目、いのちを失います。
    針供養、鋏供養、花供養等。または長年付き添った人形等も感謝の意を込めてご供養いたします。
  • その他
    ご相談があれば気兼ね無くご連絡ください。
永代供養をご検討の方 ご供養をご検討の方

年間行事予定

年間行事予定
  • 祝祷会 1月1日/午前11時(全檀信徒・一般)
  • 祝祷会 1月2日/午前11時(大草町地区、原町地区檀信徒)
  • 花祭り法要 4月第1土曜日/午後2時(全檀信徒・一般)
  • 施餓鬼大法要 7月24日(新盆の檀信徒の家庭のみ)
  • 施餓鬼大法要 8月最終日曜日(新盆の檀信徒の家庭のみ)
  • お会式法要 10月第1土曜日/午後2時(全檀信徒・一般)
写経の会
毎月最終土曜日 午後2時より4時半まで(全檀信徒・一般)
※行事の都合で日にちや曜日の変更をする場合があります。1月の年間行事予定並び当ホームページで発表します。

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