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第22回 写経の会の法話

こんにちは、こちらは慈悲の心と人の縁を、千葉市から伝え広めるお寺 日蓮宗 本円寺のブログです。
今回は第22回 写経の会にてお配りした教箋と、お話しした内容についてお書きします。

妙法蓮華経 見宝塔品 第十一 宝塔偈 (訳)

この法華経を信じ、行うことはたいへん難しいものです。
もし、ほんの少しの間でも、この法華経を信じ行うものがいたならば、
お釈迦様は心からお喜びになることでしょう。
そして他のたくさんの仏達も、一緒にお喜びになられることでしょう。
法華経を信じ、行う人達を、たくさんの仏たちは褒め称えるのです。
法華経を信じ、行う人こそ、本当に勇気がある人なのです。
法華経を信じ、行う事こそ、本当の正しい生き方なのです。
このような人達を、戒めをたもち、仏の道を求め行っている者というのです。
法華経を信じ、行うならば、たちまちにして、この上なくすぐれた仏の悟りを体得できるのです。
未来の世界に生まれ変わっても、この法華経を読み、たもち続けるのならば、
その人は本当の仏の子であり、清らかで優しさに満ちあふれた処に安心して住むことができるのです。
お釈迦様が滅した後の世で、よく法華経の教えを信じて理解するならば、
その人は、もろもろの天上界の人々や、この世の中の人々を導く眼となることでしょう。
もし恐ろしい悪い世が来ても、ほんの少しの間でもこの法華経を説くならば、
全ての天上界の人々、この世の人々は、皆この人をお守り下さるでしょう。

平成二十七年五月 写経の会(第二十二回目) 法 話

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