お知らせ

本堂上棟式・工匠式・お餅撒き チーバくんと一緒にお祝いしましょう!

こんにちは、こちらは慈悲の心と人の縁を、千葉市から伝え広めるお寺 日蓮宗 本円寺のお知らせです。

本円寺本堂・客殿・庫裡新築事業として、本堂の上棟式が厳修されます。
ここまで来られましたこと、本当に一人ひとりのお力が実りつつある形だと思い、
そのお力の大きさには言葉もありません。
その形をぜひ多くの方に見て頂きたく、ご案内申し上げます。

儀式中では平安時代より伝わる『工匠式』を再現。
さらにお餅まきの名で知られる『散銭散餅の儀』が盛大に執り行われます。

【スケジュール】
2015年5月31日(日)
午後3時30分より上棟式・工匠式開始
午後4時30分より散銭散餅の儀(お餅まき)開始
午後5時終了
※儀式全般は本円寺境内にて執り行われます。
※儀式にはチーバくんも参加。誰でも参加自由ですよ。
※雨天の場合はお餅は撒かず、お一人ずつ手渡しいたします(チーバくんもお手伝いしますよ!)。

【工匠式とは】
工匠式の歴史を辿ると、その基礎は縄文時代まで遡ります。火災や倒壊等から家屋を護ってもらう為神仏にお供え物をし、
そのご加護を蒙ろうとするものです。
平安時代になり、その儀式的要素、儀礼形式が確立され、細々とではありますが今日までその精神と共に、引き継がれております。
寺院や神社によって上棟式の全体的な形は変わりますが、工匠式そのものの形は変わることはありません。

次第は、
1、 召立之儀 (めしたてのぎ)
2、 拝礼之儀 (はいれいのぎ)
3、 三器奉奠之儀 (さんきほうてんのぎ)
4、 丈量之儀 (じょうりょうのぎ)
5、 博士杭打之儀 (はかせくいうちのぎ)
6、 曳綱之儀 (ひきつなのぎ)
7、 槌打之儀 (つちうちのぎ)
8、 鳴弦之儀 (めいげんのぎ)
9、 四方固之儀 (しほうがためのぎ)
10、 散銭散餅之儀 (さんせんさんぺいのぎ)

具体的には、
1で匠が一人ずつ呼び立てられ、2で匠全員が祭壇に向かって拝礼し、3で宮大工の道具(墨指・指矩・釿)を祭壇にお供えします。
4で建物と敷地を測量し、5で測量を基にした基準点に杭を打ちます。
6で棟木を引き上げ7でその棟木を棟に打ち付け、8で弓を鳴らし厄を取り除きます。
その後9で四方を清め、10で福を分け与えるために餅やお金を撒きます。

当日は室町時代より伝わる「素襖(すおう」」と「白張(しらはり)」に烏帽子(えぼし)を身に付け、当時の様相さながらに厳修されます。

この儀式を次に挙行するのは、本円寺では約500年後となります。
宮大工の匠の技術によって造り上げられる本堂は、それほど確かなものであるからです。
近年は殆どの神社仏閣でこの儀式を割愛、省略して上棟式を執り行っておりますが、
500年後にもこの匠の伝統が継承されるよう願っております。

チーバくんポスター

【本件に関するお問合せ先】
正式名称:宗教法人本円寺
代表役員:草切榮隆(くさきりえいりゅう) ※本件の担当者も同じです
所在地:〒260-0012 千葉市中央区本町1-6-14
電話番号:043-222-3737 Fax:043-222-3761 E-Mail honenji@outlook.jp