こんにちは、こちらは慈悲の心と人の縁を、千葉市から伝え広めるお寺 日蓮宗 本円寺のブログです。
今日は24年お盆の教箋を掲載します。

まざまざと　いますが如く　魂まつり　　北村李吟
魂まつりとはお盆のことをさしております。
まるでそこにご先祖様がいるように、心をこめてお盆のお迎えをしましょうといった意味の句です。
言い方を変えますと、私たちが一方的にご先祖様をお迎えするのではなく、一緒にお盆をつくりあげていきましょうということです。
たとえ豪華な飾り、お金をたくさんかけた飾りがなくとも心をこめたお飾りならば、ご先祖様達も心から喜んでくださります。
ご先祖様たちはいつも一緒に、今までと変わらず私たちに微笑んでいてくださっております。

お盆の季節に欠かせないものに「ほおづき」がありますね。
これは提灯（ちょうちん）の代わりのものです。
ここには書きませんが、色々な理由でほおづきを提灯の代わりにしたのでしょうね。
ご先祖さまたちは心から喜んでいることでしょう。