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23年秋彼岸の教箋

こんにちは、こちらは慈悲の心と人の縁を、千葉市から伝え広めるお寺 日蓮宗 本円寺のブログです。
今日は23年秋のお彼岸の教箋を掲載します。

今日彼岸 菩提の種を蒔く日かな   芭蕉
合掌 朝夕めっきりすごしやすくなり、今年も秋のお彼岸を迎えます。
お彼岸とは、「此の岸より彼の岸に到る」という意味であり、迷いの多いこの世界を離れ、仏様のおられる安らぎの世界に渡るための、大切な善行修養の一週間なのです。
現在の自分があるのはご先祖様のおかげ、毎日仏壇に向かってお題目をあげることが出来るのもご先祖様のおかげです。
このお彼岸は、ご先祖様のご恩をあらためて思いおこし、新たな気持ちでお仏壇にむかって手を合わせ、お墓にお参りをするなどのご供養をいたしましょう。
また、時節柄ご自愛下さいます様お願い申し上げます。再拝

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「おかげさま」、好きな言葉なのですが最近耳にする事はありますでしょうか。
これは、自己の主張が強すぎたり、権利ばかりを主張しすぎると言う機会も無い言葉なんですよね。
「俺が俺がの我を捨てて、お陰お陰の下で生きよ」
一歩引き下がってよく周りを見渡せば、色んな人や見えないご縁で自分がなりたっているのがわかるんですよね。
みんなが「おかげさま」と言い合える世界になるといいですね。